TAP PROJECTJAPANでは、水問題への意識が高まる日本の『水の日』にあたる8月1日(土)から9月30日(水)の2カ月間飲食店・カフェとの協働により、また10月31日(土)までの期間、特設サイトにオンライン企画を通じて「 TAP PROJECT 2015~きれいな水を、世界の子どもに」を実施いたしました。

飲食店・カフェの協力について

7年目を迎えたTAP PROJECT JAPAN。新たに飲食店・カフェの方々が自主的に募金活動に参加いただけるようにダウンロード式の活動・ツールを用意しました。毎年かかさず参加くださる飲食店を中心に、趣旨に賛同いただいた全国の飲食店が、お店で提供するお水やお茶に対して、きれいな水 を子どもたちに届けるための募金をお客さまによびかけたところ、30万円以上の募金が寄せられました。

『Color of Water』イベントを実施

©日本ユニセフ協会/2015/Maki Otani

©日本ユニセフ協会/2015/Maki Otani

これら飲食店での募金活動に加え、8月13日(木)から8月17日(月)までの5日間、パートナー企業各社の協力により、東京・代官山T-SITE「GARDEN GALLERY」にて、イベント『Color Of Water』を開催しました。

私たちの身の回りには透明な水が当たり前にある一方で、世界の水の色がすべて水色や透明とは限らず、地域によっては、実にさまざまな“水の色(Color of Water)が存在し、不衛生な水で生活している人々が6億6,300万人もいます。多くの人にこのことを知ってもらい、どのようにすれば世界中の人びとが安全な水源へのアクセスを得られるようになるのかを一緒に考えていただくため、デジタル技術を駆使した催しを実施しました。

会場で参加者にスマートフォンからお気に入りの写真を選び、投げる動作を行っていただくことにより、その写真が水をモチーフにしたオリジナル・デザインに変るほか、希望者には、そのデザインを水問題へのメッセージが綴られたステッカーに印刷してご提供し、マダガスカルにきれいな水を届けるための任意の募金に協力いただきました。夏休み中のご家族連れなど約1500人が来場し、6000回を超える写真投稿と109,071円の募金が寄せられました。

©日本ユニセフ協会/2015/Maki Otani

©日本ユニセフ協会/2015/Maki Otani

特設サイト『Color of Water』に全国から写真投稿を募集

9月11日(木)~10月31日(土)には、8月に開催した『Color of Water』イベントが特設サイトにオンライン企画として登場。新聞やラジオ、インターネットを通じて全国に写真の投稿をよびかけたところ、期間中の投稿数は3,937件にのぼり、投稿1件につき、100円がパートナー企業の日本製粉株式会社から寄付されました。

また都内で開催されたグローバルフェスタとマダガスカルフェティバルに『Tap Project Japan - Color of Water』オンライン・ブースが出展。計600人がブースを訪れ、土や泥、寄生虫などが混じった不衛生な水で生活しなければならない世界の子どもたちに心を馳せ、写真の投稿に参加しました。

寄せられた募金でマダガスカルを支援

これらの活動により2015年12月時点でTAP PROJECTを通じて合計3,448,218円の募金が寄せられています。

TAP PROJECT JAPAN 2015を通じて寄せられた募金は、アフリカ南東部の島国、マダガスカル共和国でユニセフが行う水と衛生事業の支援プロジェクトに役立てられ、子どもたちとその周辺の地域住民に、清潔で安全な水を届けます。プロジェクトの進捗状況については、ウェブサイト上で随時、ご報告いたします。 TAP PROJECT 2015に協力いただいた多くのみなさまに心よりお礼申し上げます。

©UNICEF/Madagascar/Andriambololoniaina

あなたの飲食店・カフェもぜひご参加ください!
本年は8月1日より2か月間、TAP PROJECT JAPAN 2015を開催いたします。

「TAP PROJECT JAPAN 2015の開催期間は終了いたしました。
ご協力いただいたみなさまに、心よりお礼申し上げます。」

TAP PROJECT

私たちにとってごく当たり前に手に入る「水」。飲食店やカフェでも当たり前に1杯のお水がサービスされます。そして、その一方で、世界では、1990年以降、26億人が安全な水を手に入れられるようになった一方で、いまだ6億6,300万人の人々の身のまわりには不衛生な水しかないという現実があります。その半数近くがサハラ以南のアフリカに住む人々です。

TAP PROJECTでは、飲食店やカフェでの募金活動を呼びかけています。普段は無料で提供されるお水やお茶。決して世界では当たり前のことではない、という現実に思いをはせていただき、そのお水やお茶に、お客様から任意の募金をお願いする、ユニークな募金活動です。
飲食店・カフェのご参加は任意です。TAP PROJECTの趣旨にご賛同いただきご参加くださるお店は、本サイト内からポスター等の飲食店・カフェ用活動ツールを自由にダウンロードいただき、それぞれのご都合に合わせて店内で募金活動をご実施ください。
※集まった募金は活動終了後、日本ユニセフ協会へ郵便振替でご送金ください。(締め切り10月16日(金))

・送金口座:ゆうちょ銀行00190-5-31000
・加入者名:公益財団法人日本ユニセフ協会
・通信欄に店名、住所、電話番号のほか、「TAP PROJECT 2016」とご記入ください。
2015年に限り、ご要望により無償提供できる募金箱をお配りしております。数に限りがございますので、ご希望の方は、下記事務局までお問い合わせください。

TAP PROJECT JAPANを通じて寄せられる募金は、全額、アフリカ・マダガスカルにおけるユニセフの水と衛生事業に活用されます。 マダガスカルでは、農村部では3人にひとり、国の平均でも2人にひとりしか清潔な水が手に入りません。農村部のコミュニティや小学校の給水設備、小学校のトイレなどが建設され、子どもたちを汚れた水や不衛生な環境から守ります。

支援先を東日本大震災として募金活動を行った2011年を除き、これまでTAP PROJECTに賛同いただいた全国の飲食店やPROJECTに関連したイベント、ウェブ上の取り組みなどを通じてマダガスカルに寄せられた水と衛生募金は、2014年までに総額2800万円以上にのぼっています。

さらに多くのお店にご参加いただき、より多くの子どもたちのために支援を集めていきたいと願っています。ぜひ、あなたのお店もTAP PROJECT JAPAN 2015にご参加いただけませんか? あたたかいご協力を、よろしくお願いいたします。

飲食店・カフェ用ツールのダウンロードおよび実施方法について詳しくはこちら

【お問い合わせ】

公益財団法人 日本ユニセフ協会 個人・企業事業部
TAP PROJECT担当宛
TEL:03-5789-2013
FAX:03-5789-2033
E-mail:tap@unicef.or.jp

TAP PROJECT JAPAN 2015の実施期間は終了いたしました。
たくさんのご支援・ご協力、誠にありがとうございました。

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