日本でのTAP PROJECTは、博報堂の社内プロジェクト、hakuhodo+design project とTAP PROJECTの生みの親、David Drogaとの出会いからはじまりました。

「デザインの力で暮らしや社会を美しくする」ことを目指すhakuhodo+design projectは、TAP PROJECTの日本展開をDavid Drogaに提案、3年目からの世界展開を考えるDavidのビジョンと共鳴する形で、2009年に日本でのTAP PROJECTが始まりました。

2007年にニューヨークで始まったこのプロジェクトは、2008年には全米とカナダに拡大し、2009年には、全米49州、カナダ、ニュージーランド、フィンランド、そして日本も含むグローバルなプロジェクトとして展開されています。

日本でのTAP PROJECTは、2009年3月20日~22日の3日間、まずは東京エリアから、「TAP TOKYO」としてスタートしました。日本ユニセフ協会とhakuhodo+design projectが東京エリアのシェフ、飲食店、カフェに呼びかけを行い、賛同いただいた約300店のご参加のもと実現しました。 また、夏には、社団法人横浜青年会議所と横浜市水道局とともに、7月23日~8月31日までTAP YOKOHAMAが開催されました。

2年目となる2010年には3月22日~28日の1週間、東京、名古屋、関西にエリアを拡大し、約1,000店のご参加のもと実施しました。
また9月18日から10月4日には「TAP KANAGAWA」も開催されました。
結果、飲食店での募金に加え、日本全国からウェブサイトや郵便振込、クリック募金などを通じ募金が寄せられ、アフリカ・マダガスカルでの「水と衛生の支援活動」に活用されています。
また、ご参加いただいた飲食店やお客さまからは、「わかりやすい」「スマートな活動でよい」など、世界における水と衛生の問題解決に向けた、私たち一人ひとりが身近に参加できる方法として、積極的な評価を多数いただきました。

3年目の「TAP PROJECT 2011」では、3月19日より日本全国の約800店の協力のもと開催をしようとしていた直前に東日本大震災が起き、急遽支援先をマダガスカルの子どもたちから東日本大震災の被災地の子どもたちに変更して実施しました。

4年目となった「TAP PROJECT2012」は、支援先を本来の趣旨であるマダガスカルの子どもたちに戻し、7月28日~8月5日に開催いたしました。日本全国の約430店にご協力いただきました。

そして5年目にあたる2013年は、開催時期を8月1日~31日の1ヶ月間にひろげ、全国約420店舗の協力のもと、「TAP PROJECT 2013」を実施いたしました。飲食店・カフェでの活動に加えて、PROJECTに関連したイベントの実施やキャッチコピーの募集を通じた募金活動も行いました。4年目以降も、8月を中心にマダガスカルの子どもたちにきれいな水を届けるための、さまざまな形での募金活動を実施しています。

支援先を東日本大震災として募金活動を行った2011年を除き、これらTAP PROJECTの飲食店募金やPROJECTに関連したイベントやオンライン上の取り組みなどを通じてマダガスカルでユニセフが実施する水と衛生事業のために寄せられた募金は、2016年までに総額3,610万円以上にのぼっています。